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准看護師について

准看護師の給料はいくら?年収・月給・ボーナスをデータで徹底解説

准看護師の給料はいくら?年収・月給・ボーナスをデータで徹底解説

准看護師を目指そうと考えた時に、一番気になるのって

やっぱりお給料のことですよね。

准看護師の学校へ2年間通って取る価値のある給料なのか。ここがはっきりしないと、進学の決断をするのは難しいと思います。

結論から言うと、准看護師の平均年収は約428万円です。

月給は手当込みで約30万円、ボーナスは年間で約64万円。

看護師と比べると約97万円の差があるので、看護師と准看護師の給料は明らかに違います。

ですが、准看護師は2年制の学校で取れる資格です。中卒以上で入学できるし、働きながら通える看護学校もある。看護師へのステップアップも可能。3年間フルタイムで学校に通う余裕がない人にとって、2年で医療資格が取れて年収428万円という数字は、見方によっては悪くない数字です。

この記事では、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(令和7年)のデータを使って、准看護師の給料がどうなっているのか、看護師との差はどこにあるのか、年齢や勤務先で変わるのかを徹底解説しています。

手取り24万円で生活できるのか

准看護師の月給は額面で約30万円。手取りにすると24万円前後です。

1人暮らしなら生活はできます。ただ、家族がいると余裕があるかと言われると正直きついかもしれません。ボーナスが年間約64万円あるので、そこでどれだけカバーできるかという話になってきます。

准看護師の給与データ(令和7年)

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

平均年収
428万円
平均年齢
51.8
勤続13.6年
准看護師の給与内訳(令和7年)
項目金額
月給(手当込み)30.3万円
所定内給与27.9万円
賞与(年間)63.7万円

※ 年収=きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額

ここで気をつけたいのが、この「年収428万円」は平均年齢51.8歳、勤続13.6年のベテラン層の数字だということです。

20代前半の准看護師だと年収は約345万円。ここからのスタートです。そこから経験を積んで400万円台に届くまでには、それなりの年数がかかります。

2年で取れる資格で、経験を積めば400万円台に届く。ただしスタートは345万円で、いきなり428万円もらえるわけではありません。ここは理解しておいたほうがいいでしょう。

看護師との差は年収で約97万円。この差はどこから来ているのか

准看護師の給料を調べると、やっぱり気になるのが看護師との差です。

結論から言うと、年収で約97万円の差があります。月給だと約6万円、ボーナスだと約22万円。

看護師と准看護師の給与比較

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

年収の差
97万円
月給の差
6.3万円
看護師と准看護師の給与比較(令和7年)
項目看護師准看護師差額
年収524.7万円427.5万円97.2万円
月給36.6万円30.3万円6.3万円
賞与(年間)85.6万円63.7万円22.0万円

※ 月給=きまって支給する現金給与額(各種手当込み)

この差は仕事の中身の違いから来ているわけではありません。

准看護師は「医師・歯科医師または看護師の指示を受けて」業務を行う資格です。制度上の位置づけが看護師とは違っていて、同じ職場で同じような仕事をしていても、年数が経つほど差が広がっていく仕組みになっています。

ですが、逆に言えば看護師資格を取れば構造が変わります。准看護師の学校から看護師を目指して進学することも可能です。

つまり将来的に看護師へのステップアップを視野にいれればこの差を埋めることは可能です。

年齢が上がったら給料は上がるのか。看護師との差は縮まるのか

准看護師として長く働いていくことを考えると、年齢を重ねたらちゃんと給料が上がるのかは気になるポイントだと思います。

結論から言うと、上がります。ただし、看護師との差は縮まりません。

准看護師と看護師の年齢別年収比較

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」

准看護師ピーク
474万円
55〜59歳
看護師ピーク
578万円
50〜54歳
准看護師と看護師の年齢別年収比較(令和7年)
年齢看護師准看護師
20〜24歳440.1万円344.7万円
25〜29歳501.5万円379.6万円
30〜34歳490.5万円389.6万円
35〜39歳518.9万円394.7万円
40〜44歳548.4万円425.3万円
45〜49歳561.2万円447.4万円
50〜54歳577.7万円430.9万円
55〜59歳573.5万円474.0万円
60〜64歳502.9万円436.9万円
65〜69歳424.1万円366.8万円

※ 年収=きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額

グラフを見ると、准看護師も看護師も年齢とともに年収が上がっていますが、2本の線はほぼ平行のまま走っていて、差が縮まるタイミングがありません。前のセクションで書いた「制度の構造の差」がそのまま出ています。

一方で、注目したいのが60代以降の数字です。准看護師は60〜64歳で約437万円、65〜69歳でも約367万円の年収があります。年齢を重ねても極端に下がらない。これは資格職としての強みで、一般的な職種ではなかなかこうはなりません。

看護師との差は准看護師のままでいる限り続く、これはデータが示している事実です。でも、准看護師から看護師になるルートは制度としてちゃんとあるし、通信制で働きながら学べる学校もあります。

大きい病院に転職すれば給料は上がるのか

もっと大きい施設に移れば給料が上がるのでは、と考える人もいると思います。

准看護師の場合、施設の規模が大きいほど年収は上がります。ただし、看護師ほど劇的な差にはなりません。

勤務先規模別の年収

  • 1,000人以上:457万4,000円
  • 100〜999人:431万3,000円
  • 10〜99人:413万7,000円

一番大きい施設と一番小さい施設で、差は約44万円。看護師だとこの部分で100万円以上の差がつくのですが、准看護師の場合は施設の規模で年収が大きくは変わりません。

つまり、准看護師のまま転職で年収を大きく上げるのは難しい。年収を構造的に変えたいなら、やはり看護師資格の取得がいちばん現実的なルートになります。

この記事のまとめ

ポイント

  • 准看護師の平均年収は約428万円(月給約30万円・手取り24万円前後)。ただしベテラン層(平均51.8歳)の数字で、20代前半は約345万円からスタート
  • 看護師との年収差は約97万円。制度上の資格区分の違いから来ている
  • 年齢別に見ると准看護師の年収も上がっていくが、看護師との差はどの年代でもほぼ一定
  • 勤務先の規模による年収差は最大で約44万円。看護師ほどの差にはならない
  • 年収を構造的に変えるなら看護師資格の取得がいちばん現実的

准看護師の年収は、看護師と比べると低いし、施設の規模を変えても大きくは変わらないし、年齢を重ねても差は縮まらない。データが示しているのはそういう現実です。

でも、2年制の学校で取れる資格で400万円台に届くし、60代前半でも430万円台を維持できているし、准看護師から看護師になるルートも制度としてある。同じデータがこちらの事実も示しています。

3年間フルタイムで学校に通う余裕がない人にとって、准看護師の資格という、2年で取れる医療資格は回り道ではなく、いちばん現実的な入口だといえるでしょう。

これらのデータを踏まえた上で、給料だけで判断せず、ご自身の状況にあった選択をすることが大事です。

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